私は明日を恐れてるだろう。一刻一刻と十二に近付く時計の針を眺めて心の中で思った。はぁと溜め息つく。恋愛物語なら明日初デートだとか明日好きな人が出席する合コンだとかになるだろうがぶっちゃけ私には生憎、まだ恋愛感情を他人に持っていない。今考えるとこちらの方がいい様に思える。まあ確かに緊張したりするが今現在そう感じてしまう。そんぐらい明日を恐れてるのだ……なぜなら……
って小説風に書いても全然気分がよくなんないわーい！！！！！！もう泣きたい。ホント明日来ないで、てか明日の放課後正確には午後一時ジャスト来ないで……あ、あとついでに三時間目も。なんでこんな事言うのかというと……
明日四級被服検定
もうやだもう絶対やだ。絶対浮かんねー、あ、間違えた。受かんねーよ、もう絶対。しかもこんな日に色彩小テストだしプリント忘れたしあっはっはっはって笑い声じゃねー！！！！！！！！！受かんなかったらまただよまた！！！もう泣けてきた……どうか私に奇跡を……
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